今日大学生協に寄ったらCDの処分市をやってました。厳密には今月初めからずっとやってたのを無視しつづけてたわけですけど、物はついでとちょいと物色。残り物の中にあった大黒摩季のアルバムを手にとると「あなただけ見つめてる」、「夏が来る」なんて懐かしい曲が入っていたのでついつい衝動買い。ホントは大黒摩季なんてガラじゃないのにね。まあ300円だから良しとしましょう。
「あなただけ見つめてる」を懐かしいと思うのはきっと20代半ばくらいの人たちですよね。あのアニメ版「スラムダンク」の第1期EDテーマでしたから。気が付けば登場人物よりもずっと年上になっちゃって…。感傷はおいといて、と思っても改めてこの曲を聴いてみると時代を感じずにはいられません。
あなたがそう喜ぶから 化粧をまず止めたわ
どこにいても捕まるようにポケベル持ったわ
この曲が作られたのは1993年、携帯電話もまだ流行り初めでポケベル全盛の頃でした。それから10年そこそこで携帯電話やコンピュータ、それらを用いたネットワークやサービスがここまで発展・普及するなんて、当時は思いもしなかったような気がします。
それはまたおいといて、アニメ版の歌詞では
車も詳しくなったし お料理もガンバってる
迷っているけど この人に一生ついて行こうと決めた
と続くんですが、原曲では
車も詳しくなったし サッカーさえも好きになったわ
迷っているけど この人に一生ついて行こうと決めた
と、なんとバスケじゃなくてサッカーが出てくるんですよ。バスケのアニメのEDなのにむっちゃ意外な気がしませんか？たぶん同じ1993年にJリーグが発足したことが背景にあるんでしょう。あの頃はカレーでもふりかけでもJリーグ公認のマークが入ってたりと異様なまでに盛り上がってましたしね。10年以上経って今さらにもほどがある、と言われればそうなんですけど。
ああ、もはや戻らざるあの幼き日々の幻影…。
