話が違ったら大なり小なりクサルでしょうよ

カロリーメイトの傑作CMが有りますね。これ。

これが我が身に降りかかってきたからたまんない。
課長を説き伏せ部長にまでおおむね調達方針に了解を得て、物品調達の締め切りまで1ヶ月切った段階で電算機器管理セクションのおえらいさんが

「それじゃダメだよ。ちゃんと○○してくれなきゃ監査も通らないよ。だから僕は承認しない。」

って、なんじゃそりゃあああああああ!!!
これまで何遍そっちにお伺いを立てに行ったとおもっとんのじゃこのタコ助があああ!!
そんなんもっと早よ言うたらんかいボケえ!!
大体おどれのところが「もううちでは事務負担できないからそっちの業務用システムは自己管理お願いします」ゆーて言うてきたんとちゃうんかいな!!
今更段取りがおかしいのなんの、文句があるなら3ヶ月前に言えっちゅうねんアホ!!



さて、ひとしきり喚いてすっきりしたところでこんばんは。
実のところ、これで余計に苦しい立場になったかって言うと案外そうでもないんですね、これが。
だって、おおっぴらに締め切りのばせるし。これまでけつかっちんだったのが実質1ヶ月かもっと伸びちゃって、やー解放感で一杯ですねー。
やれって言われてるのも要はもっと色んな業者に声かけて競合プレゼンやらせろよーって話だから、そんなに私がなにかする訳じゃないし。業者さん達が想定外のお仕事に泣くだけです。
ホントスミマセン。デモワタシノセイジャナイデスヨ。

そもそも、なんでCMのような事態が発生するのか?
問題のありかは決裁権のありかと決裁ルートだという気がしますね。特に今回の私のケースを鑑みるに。
「自分のところで使うシステムは自分のところで契約して管理してね」って言うんだったら、もう決済に関わってくること自体がおかしい話。あれこれ注文を付けて決裁にも絡んでくるなら納入に至るまでの流れは最低限示すべきだしそのための労力を注入するのが自然な感じ。
むしろ逆かな。事務と一緒にノウハウも各部署に移転するのが目的でありその必要に迫られているのだから、ノウハウの移転するために方針も提示するし労力も提供する、決裁もうちで面倒見るよ、その代わり今後は各自でよろしくね、と。
いずれにしろなんとも中途半端な対応ですわいな、電算機器管理セクションは。
一般論としても、例えばCMよろしく専務までの決裁だったら専務まで話が行ってから実務に移ろうよ、て感じは受けますよね。実際にはもちろん実務を走らせながら方針がその都度決まっていくのでなかなかそうも行かないんでしょうけれど。それにしてもまず当初から専務の考える方針があるはずで、とりあえずそれが部長の段階の判断でぶれると現場は困るよね。
「自分で考えて動けよ」というなら当然決定権(と決定するための能力)を与えておかなければならないよね。
「言われたとおりにしてくれる」というなら方針決定と責任は負ってくれなきゃおかしいよね。
結局のところ日本のやり方って言うのは、「こうするのがいいと思いまーす」「いいでーす×多数」っていう小学校の学級会と変わってないのかなと思ったり。
そろそろもうちょっと、すっきりしたやりかたをしたいよね。