劇的?before after

ちょっと思うところあって杖を新調しました。で、新旧比較画像がこちら。

左が新しいの、右が古いのというかずっと使ってた方。ちなみに素材は両方とも白樫。
こうして比べてみると、使い込みようが一目瞭然。手垢と脂の染み具合が稽古の量を物語る…と言いたいところですが、単に手入れを怠りがちなだけです。
ホントはときどき薄めた洗剤で拭き取ってやるのが良いそうで、あんまり手垢の付いた木刀や杖をもって先生や高段者に対するのは失礼だ、と言われる事があります。でもやっぱり自分の積み重ねを見て取ることの出来るものを拭き取ってしまうなんて、なかなか気が進まない作業なんですよ。脂がのりすぎて滑りが悪いときは別として。
最近は胸の調子の関係でなかなか稽古に精を出すことも難しくなってしまいましたけど、新しい杖がまた沈んだ色になってくるまでは続けたいものです。

余談ですが、古い方がどうも若干重たいようで。木材の疎密の差なのか、脂の分の差なのか、さてはて。