2月10日のこと

旅先では妙に寝起きがいいのはいったいなぜなんですかね?
東国に来たんだなあ、としみじみ思ったのが朝ごはんについてきた海苔が味付海苔じゃなかったことですね。
そんなしょうもないことを思いつつチェックアウト前にもう一風呂。だってせっかく熱海だし…。
お宿を後にしたら、熱海を発つ前にまた少し散策。
これは「大湯間欠泉」というそうな。

「昔はちゃんと自噴してたけど昭和になってしなくなったから堀り足したらまた噴くようになってくれた」とか、「初めて富士登山した外国人の連れた犬が噴き出した熱湯を浴びて死んだので石碑を立てた」とかいわれがあるんだとか。


熱海を出て浜松へ。
途中で見え隠れする富士山はやっぱり立派なお姿ですねえ。

新富士駅あたりからが一番よく見えますね。


今日のお目当てはこれ。

このポスター、好き。
うなぎパイファクトリーの見学ツアーが今日の本題です。


しかしその前に浜松駅近くで腹ごしらえを。
もちろん、ウナギで。

蒲焼じゃない白焼の丼があったので注文してしまいました。
薬味としょうゆをつけて食べるんです。蒲焼だとどうしてもタレの味ばっかりですしねえ。これはこれで、ウナギの淡白な味わいと脂のうまみが味わえてよいのではないかと思いつつ、やっぱり蒲焼が王道かなあとも感じたりして。


ちなみに、うなぎパイファクトリーはちょっと行きにくいところにありました。
浜松駅からだと

  1. 浜松駅 →バスで約25分→ イオン志都呂 →タクシーで約10分→ うなぎパイファクトリー
  2. 浜松駅 →電車で1駅→ 高塚駅 → タクシーで15分→ うなぎパイファクトリー

というルート。前者はバス代タクシー代込みで1500円くらい、後者は電車代タクシー代で2300円くらいでした。時間的には後者のほうがいいのかなあ。
で、工場の外見がこちら。

夜のお菓子というのは「夜になって出張から帰ってきたお父さんが『お土産だよ』って渡してくれて団欒時に食べてほしいから」なんだそうですね。


案内のお姉さんの説明によると、焼きに入る前の生地づくりはほぼ手作業なんだとか。でもそこは企業秘密だから見せてもらえませんでした。
焼きに入ってからは逆にほぼ機械作業でオートメーション。検品とかは人の目も欠かさないそうですが。
見学ルートの最後に撮影スポットとしてこんな巨大なうなぎパイが設置されてました。

裏もしっかり作ってあって芸が細かいところがいいですね。


ちなみに廊下の手摺りもうなぎ型。ちょっと見にくいね、この写真。


併設のカフェで。

そしてショップの片隅でエンドレスループしてる「うなぎのじゅもん」なるテーマソング、なんか聞き覚えのある声だと思ったらまさかの小椋佳じゃないですかー!
びっくらこいた。


あとはもう帰るだけ。
晩のごはんは名古屋駅のホームで立ち食いのきしめんきしめんおいしいよ、きしめん
いやー、しかし静岡って東京以上に行きにくいというか、のぞみが止まらないので名古屋で乗り換えるのが思ったよりもやっぱり精神的に重たいですね。
次はいつになるんだろ。