「電通に罰金50万円求刑 違法残業初公判、社長が出廷」
っていうヤフーニュースの記事を見て、「沈黙の要塞」を思い出しましたね。
おおざっぱには石油の不法採掘と廃棄物の不法投棄で儲けてる悪役と、そいつに悩まされてる現地住民を救うために奔走するセガール、みたいな映画だったと思うんですけれど、後半になって悪役の社長が裁判にかけられるんですよね。
そこで何百万ドルかの罰金を科せられて社長が殊勝に承ったかと思いきや、法廷から出るなりこんなセリフ。
「何億ドルも儲けてたったこれっぱかしの罰金だぞ、これだからこの国が好きなんだ」と。
結局この社長はセガールにボコボコにされて大団円になるわけですけど、まあこれは現実だし、日本は法治国家ですからして、そういう話にはならないだろうとは思いますけれど、この社長は夜道に十分気を付けたほうがよろしいかと思いました。