普段黙ってる人たちほどいざというときヤバイ話

昨日の記事でちょっと追加でつらつら思ったことがありましてね。
確かに役所の人はツイッターであれこれ呟けはしないんですけど、じゃあパワーバランス的に弱者かっていうと全然そんなことはないよねと。
なにせ役所の人は住所・氏名・生年月日どころか、本籍地・家族構成・勤務先・保有資産・健康状況にマイナンバーくらいまではすぐに手に入るので、めっちゃパワフルでむしろ強者というべきで、それをモラルという細い糸で縛っているに過ぎないわけですよ。


そういう点から今回の事件を思うと、やらかした張本人は懲罰を受けても自業自得なんですけど、ネットでほぼ個人を特定できちゃうような形で大々的にやっちゃったのは若干やりすぎじゃないかなという気がします。
「どうせもうこれで人生終わったも同然だし道連れにしてやろう」っていう方向に考えが向いたときがやばいよねと。


大っぴらにせず上の人を通して処分してもらったって話ならまだしもそういうふうにはなりにくいのかなと思うんですが、今回はそうじゃないしねえ、戦うからには勝つことが大事だけど、勝ち方負かし方っていうことも大事だよね。
戦いには勝ったが凱旋したら家がなかった、勝利の美酒に酔っていたら刺された、じゃあなんにもならないわけで。


安易にネットにさらすのも考えものだなという、そんな話。