映画

久方ぶりに映画を見に行ってきました。最近評判のあのアニメ映画、といえばお分かりですね。
時をかける少女」です。
5月か6月にふと立ち寄った本屋さんで手にした新装版の原作が面白かったものですから。とはいえ、映画版ではかなり設定にアレンジが入っており、舞台は現代、今時の女子高生が主人公になっております。流石に原作は30年前が初出ですから、このあたりは致し方ないところ。しかしそんなことが全く気にならないくらい面白かったです。時間とお金が許せばもう1度見たいくらい。方々で「つまらない」と評判のゲド戦記よりこちらをお勧めします。ゲド戦記見てませんけどね。
ネタバラシはマナー違反ですのでぼかしながら要所を申しますと、原作ではなぜ時間跳躍能力を得たのかを解き明かそうとするのを中心に話が進むのに対して、映画では時間跳躍能力を使うことで起こる悲喜こもごもの出来事を中心に話が進むんです。ところどころにギャグ要素も織り交ぜられ、青春劇や時間跳躍のほかにそちらも見所。なお、新装版(ここ大事!)の原作を読んでから見に行くと面白さが20%アップすること請け合いですよ。
余談ですが、映画に登場する踏み切りが我が家の近くの踏み切りとイメージが重なって、そんなところでも楽しんできました。