ベランダにて

夜風はもうすっかり秋の様相ですね。台風一過で今日は晴れるかと思ったらそうでもありませんでした。日中はひたすらごろごろしてたので関係ないといえばまあその通りです。
ところで、「夏が終わる」っていう言葉には、他の季節の終わりと違って、物悲しさともつかない叙情が篭められているように思います。例えて言うなら、「日中遊びまわった日の夜の脱力感」のような、そんな感じ。
なぜたろう、とかそんな野暮な詮索は途中で止めにして、夜風にあたりながらグラスを傾けてみたりするわけです。ああ、紅茶がおいしい。