ドラクエ病

人様の家にいくとつい机やタンスの引出しを調べてしまう、これを私はドラクエ病と呼んでおります。
そんな枕は置いておくとして、長いこと某所に預けておいた、昔親が使っていた箪笥類を自宅へ運び込みまして、それに伴って手付かずだった中身の整理とか掃除とかに3日間明け暮れたわけです。当然かつての持ち主の趣味・嗜好をひたすら目の当たりにすることになるわけで、なんとなく背徳感も手伝ってウキウキするようなわくわくするようなそんな感じ。
でもこれ、自分がされる側になったらたまんないとも思うわけで。実際、本棚を覗かれるだけでも若干抵抗があったりしますしね。自分の預かり知らぬところであれやこれや、はては下着までを人様にみられるかと思うと…きゃー!
ところで、ネット上の定番ジョークとして「私が死んだらハードディスクのフォーマットを…」という遺言を残す、というものがありますが、そうはいっても遺言を託す相手を選ぶのが難しいよねえ、といつも思うんですよね。
あまりPCに詳しくない人間に頼めばどうしていいやら分からないはずだし、ある程度詳しい人間になるとどうにかしてデータ覗こうとするはずだから。
どのみち自分は死んでるんだから気にすること自体馬鹿馬鹿しいって言われればそれまでですけどね。