淵となりぬる

また深い淵の端に立った感覚。
がけの向こうに飛び越えることをためらって立ちすくんでいる感覚。
ただ、落っこちるのが怖かったり、より遠くへ飛ぶための努力が厭わしかったりしたこれまでと今回は少し違う。
跳べる。それは知っている。ただ、戻れないこと、失うこと、それが恐ろしい。踏み切る勇気が出ない。
そうです、エリクサーはつい使わずにクリアしてしまうほう。