珍しいトラブルの備忘録

先週のこと。
職場で業務用ネットワークに端末やプリンタを増設したんですね。そうしたらやたら頻繁にネットワークがブツブツ切れるようになったわけです。それも端末1つではなくてネットワーク全体がリンクダウンする状態。
IPが重複してるなら常にダウンしてないとおかしいし、ケーブルが死んでるなら端末1台だけ切れないとおかしいし。新設したプリンタを使うタイミングで落ちることが多いみたいなので、コイツが怪しいのは怪しいのだけれど…。

仕方ないので納入業者さんに相談。

t> 「コレコレこういうわけなんですが。」

業者さん 「…。ハブじゃないですか?ずっと使ってなかったポートがほこりか何かで汚れてた所にケーブル差し込んだから、とか。端末単体ならともかく、ネットワーク全体が落ちるならハブじゃないかと。」

というわけで、現場検証。うーん、ハブも別に変なランプ付いたりしてませんねえ…。あれ、なんでUPSに電源繋いでるんです?ああ、タップの口が足りなかったのでハブもプリンタもとりあえずそこに。
端末を立ち上げ、プリンタの電源を入れ、テスト印刷。その瞬間、業者さんの目が光る!「今、UPSの電圧が一瞬落ちましたよ?プリンタのモータが動いた瞬間に。」
どうやら原因は、プリンタを使った瞬間だけUPSを通して供給される電力が不足して、ハブが瞬間的な停電に見舞われたためではないか、ということに。それだとUPSが本来の役割を果たしてないじゃん、ということにもなるわけですが、このUPSも7年前に導入してから一度も電池交換してないみたいだったのでまあそういうこともあるかもしんないね、と。
電源コードを配線し直して、あとは様子見。さあどうなりますことやら。無精しないでちゃんとタップを用意しましょう、というお話。