春風に誘われて

最近さっぱりツーリングもしてなかったので、ちょっとおでかけ。
デジカメも新しいのを買ったことだし、さあ、久しぶりの出動だよ、T1号!

とはいえ、どこに行こうかな。前は海だったから今回は山かなあ。でもあまり山深く入ると雪が怖いし。まあほどほどの山の中を目指してって事で。

そしてたどりついたのがこの町。やー、見事に山の中。

ちなみにここは府中市。家具で有名な町ですね。木材には確かに不自由しないでしょう。
なにがあるとも考えずに来たんですけれど、改めてマップルをよくみると首無地蔵なるものがあるそうで。お地蔵様と言えば旅の安全を見守る仏様。なんでも霊験あらたかでご加護を授かった人もたくさんいるんだとか。これは参拝せねばなりますまい。
手を清め口をすすぎ、手を合わせて、なーむー。

願い事ですか?それはもう、旅の安全に決まってます。
地蔵堂はこんなの。なんだかトリコロール。

なんだか人がお寺を出入りする人が多いな、と思ったらそれもそのはず。お彼岸でした。
お参りが済んだらお寺の前のなんだか古風な茶店で一服。ちなみにこれは「飴湯」です。冷やし飴のホットだと言えば関西の人には通じるかしら。バイクの疲れを甘いもので癒すんですね。

さて、ここからどうしよう。もう少し幹線道路を流して、尾道に抜けて帰ろうかな。
ということで、田舎の風景を横目にひたはしる|t>とT1号。と、目の前になにやら巨大な建造物が。まあ何のことはない高速道路なんですけど。なんだか地震が怖い感じですよね、こういうのって。

そしてT1号。うーん、何度見てもかっこいいなあ、コイツ。

あとはもうただのんびりと流すだけ。車も少ないし道の状態もいいし、うーん出かけてよかった。
途中で尾道ラーメンを啜り、海側に抜けたらそろそろ日暮れ時。

黄昏のしまなみ海道。いい…。

というところで本日のツーリング日誌はおしまい。次はどこに行こうかな。

p.s.
この首無地蔵さま、調べてみると祭られ始めたのは割と最近なんですね。「昭和52年、ある老人の夢枕にたち『掘り出して祭ってくれ』と告げた。果たしてお告げの通り土の中から発見され、祭られてから今日まで様々な奇跡を起こしている」って、なんとまあ。