九州めぐり、オシマイ

どこでしょう、って別に隠すほどのこともないし、実のところすでに地名は登場していたのであります。
おそばがおいしい椎葉村です。

ざっくり説明すると、那須与一の弟が平家残党の討伐に遣わされたけど、平家の姫とデキちゃって、でも結局幕府に呼び戻されたので、討伐してないけどしたことにしてウソの報告をして、そしてその末裔が営んでいた村ということらしいですよ。
東武者は女に弱い、というのは変わらないらしい(暴論)。
しかしまあ、さすが隠れ里に選ぶだけある山奥でしたね、ほんとに。よくあの悪路でこけなかったもんだ。自分とT1号を褒めてあげたい。

その那須家の一族が暮らしていた家、なんでしょうかね。那須家住宅。重要文化財。建具の一枚板がものすごく立派です。

山奥での古い習俗をまとめた博物館。結構おもしろいので近くに行ったときはぜひ。行くのが大変なんですけどね。

椎葉村から少し行ったところで、清流と濁流の交わるところがありましたので一枚。



さて、椎葉村を離れてさらに北へ。北へ。

そこは南のライダーの聖地、阿蘇
前回来たときはまだ山頂や草千里へは立ち入りできませんでした。

今回も山頂付近はちょっと天気が怪しかったけど、なんとか持ってくれました。

牛と馬が草を食む、草千里。
今の時点では南からの登山道路は閉鎖されていますので、北側のもう一つの道から上っていくことになります。

さらに進むと火口付近へのロープウェイ乗り場がありますが、只今ロープウェイは停止中。
噴火活動ではなく地震の影響のせいらしい。
この写真の尾根の奥が火口みたい。

なんか色々ナメた感じのお土産が並んでおりました。
森薫先生がそれこそ噴火よろしく怒りだしそうなお土産だなあって。



阿蘇で温泉とジャージーソフトを堪能したら、絶景のやまなみハイウェイを抜けながら湯布院へ。

時価2億円だというバイクを拝みに来ました。
此処も前回はまだ地震の後片付けが出来てなくて入れなかったんですよね。

さらに東へ進んで山を下りて、別府入りします。地獄めぐりは前やったからパス。
今回は街中の銭湯っぽい温泉を攻めます。
しかし…なにが高等なんだろう?

温泉を楽しんだら、フェリーに乗って八幡浜へ。長かった九州ツーリングもこれでおしまい。
この写真は船からみた佐田岬ここも行きましたねえ。

写真左の灯台まで、右寄りに見える駐車場から歩いていくわけですけども、こうして海から横から眺めてみると、本当によくこんなところ歩いて行ったなあって、今でもため息が出ますね。


以上、暇人|t>と相棒T1号の九州ツーリングでした。
またぜひ行きたいなと思うわけですけれど、次に行くときはもっと涼しくて過ごしやすい時期を選ぶことにします。
毎日2Lかそれ以上汗かいて、同じだけ水飲んで、本当に熱中症との戦いでしたね、今回は。



あ、そういえば熊本名物は辛子レンコンでも馬刺しでもなく、「も〜そがんと食いよっごたっちゃシロウト!!」(ばくおん!!7巻より)であって、真の熊本県ソウルフードはこれらしいです。

ちくわサラダ。
ちくわにポテサラ挟んで揚げたの。
なんでも「ちくわフライはうまい。ポテトサラダもうまい。うまいものとうまいものを合わせたら最強に違いない!」とかいうゆでたまご理論のもとに悪魔合体して誕生したそうな…。
うん、まあ、ちくわフライとポテサラの味ですね、ハイ。