この秋は見た&見る映画がたくさん。「るろうに剣心」はもう書きましたが、その後「アウトレイジ ビヨンド」「ゴッドブレスアメリカ」と来て今日は「エクスペンダブルズ2」。
「アウトレイジ ビヨンド」と「エクスペンダブルズ2」はどちらも(方向性は違えど)バイオレンス盛りだくさんの映画なので多少人を選びますが、代金の元は十分取ることが出来る映画だったと思います。2時間があっという間に過ぎていく感覚を味わえます。
「アウトレイジ」の方は前作よりもさらにさらに殺しまくり。ただし殺し方は銃殺メインで前よりちょっとマイルドな感じ。「えっ、ここで終わり!?」って感じのラストでちょっと面食らいますが、息もつかせぬ展開に「えっ、もう終わり!?」と思ってしまいました。映画館を出た後はしばらくバカヤローコノヤローダレニモノイウトンジャワレとしきりに言いたくなります。
「ゴッドブレスアメリカ」は正真正銘のB級映画。冴えないおじさんがプッツン切れてセレブ気取りの芸人から映画館でおしゃべりする連中まで気にくわない連中を殺して回るという筋書き。ただし主人公のおっちゃんは冴えなさが却ってプリティ。ヒロインの女子高生もかなりプリティ。
「エクスペンダブルズ2」は相変わらずヒーロー総出演で三国無双とかスーパーロボット大戦的なノリ。爆発成分は1の方が多かったような感じもありますが、脚本は各キャラクターにそれぞれ見せ場があり2の方がぐっとよくなったように思います。
- 冒頭で華麗なフライパン捌きを見せながらそのまま退場しちゃうジェット・リー
- インテリで奥手と意外性満タンのドルフ・ラングレン
- 前作の悩みがなくなりノリの軽いジョークを繰り出すジェイソン・ステイサム
- 耳ネタ連発のランディ・クートゥア
- 颯爽と登場し自ら華麗にノリス・ファクトを披露するチャック・ノリス
- 「溶鉱炉にたたっ込むぞテメー」とか言われたり"I'm back!"とか言っちゃったりするシュワちゃん
- 「弾が切れた。 I'll be back.」「I'll be back ばっか言ってんじゃねー」「くたばれ("yippee-ki-yay")」と作品を超えたジョークをかわすブルースとシュワちゃん
- 毎度のごとく回し蹴りを披露しまくるジャン=クロード・ヴァン・ダム
などなど。
あとは「宇宙刑事ギャバン」を見ようかなと思います。いやー、ギャバンの他にシャリバンもシャイダーも出てるっていうので、ちょっと興味を引かれて。単体だとまあいいやって感じですけど、総出演となるとどれだけはっちゃけてるのか面白そうじゃありませんか。