今日の紅茶の解説

一部から「よーわからん」との声が上がったのでちくと解説させていただきましょう。
基本的に一番初めの単語は茶園の名前です。"Thurbo"とか"Castleton"とかですね。
紅茶の産地としては「アッサム」「ダージリン」などが有名ですが、これは地方を指す名前。日本でいえば「宇治」とか「静岡」と一緒。「今日の紅茶」では地方名はすっとばして何々茶園と言うことだけ記しているのです。例えば"Castleton"はダージリン地方の農園で、"Craigmore"はニルギリという地方の農園です。
ただ「祁門」は中国の地方名ですが。なんせあのお国は共産主義の計画経済で公社化されてますからね。基本的に農園単位では手に入りません。
さて、次に来る「ファーストフラッシュ」「セカンドフラッシュ」というのは日本茶で言うところの「一番茶」「二番茶」です。
紅茶も農産物らしく「旬」と言うものがあり、収穫の時期によっていくつか呼び名があります。4月頃が「ファーストフラッシュ」、7〜8月が「セカンドフラッシュ」、10月頃に摘まれるのが「オータムナル」、ファーストフラッシュとセカンドフラッシュの中間に摘まれたものが「インビトウィーン」です。一般に摘まれるのが早いほど軽く爽やかで、遅くなるほどどっしりと熟成された味わいになります。
ホントはこういうネタは「|t>先生の紅茶講座」に取っておきたかったんですが。