名古屋

土曜日から友人の家に泊りがけで2泊3日の名古屋旅行に行ってきました。
考えてみたら京都以東は高校の修学旅行以来、新幹線で関が原を越えるのは8歳か9歳以来です。帰りに気付きましたが、新幹線の線路にトンネルが無い!よく通る山陽新幹線の区域は数え切れないくらいのトンネルがあるので、耳がツンとならないのは結構なことながらなんだか物足りない感じ。
初日2日目は名古屋市内観光。コースはトヨタ産業技術博物館に始まり、徳川園&徳川美術館名古屋港水族館名古屋テレビ塔まで。肝心の、尾張名古屋をもたせると評判の名古屋城は行き損ねました。まあまたいつかということで。どっちかというとノリタケの森とか、せともの祭りに行ってみたいと思うあたり病膏肓に入っている私です。
万博は今日行ってきましたけど、とにかく人の多さに辟易。なんでも土曜日には25万人の人手があったそうですからマシな方なんでしょうけど、あちこちで「*時間待ち」の表示が。考えてみれば田舎の中堅都市くらいの人口が1日に動いているわけで、高々人口10万人の市で青春時代を過ごした身にはただただ途方も無い現象です。
企業パビリオンは無視して外国が出展しているパビリオンだけ回ってきたんですが、「No Waitで入れるところ」を回ってきたので、有名な国のパビリオンにはほとんど入りませんでした。
イランとスリランカのパビリオンで紅茶を堪能。イラン館では有名な絨毯があったんですけど、お値段実に1200万円!いつか欲しいけどムリでしょうね。
南アメリカ共同パビリオンではワニバーガーを食べましたが、なんか硬い肉で淡白な味わいでした。
イタリア館では唯一30分ほど並びました。やはりヨーロッパは、と言うよりイタリアは、パビリオンのデザイン然り展示然りセンスが実にモダンでした。
展示の目玉は漁師が偶然海から引き上げたという「踊るセテュロス像」。なるほど躍動感が、とかなんとか言う神経はあいにくに私には備わって御座いません。
2階のカフェは1時間待ちだったのでパスしましたが、今考えたらジェラートだけでもゲットしとけば良かったかも。
代わりに(?)、近くのスタンドでチーズバゲットとアップルタルトなど。どちらも文句無しにおいしかったです。
リトアニアパビリオンのスタッフの皆さんは男女問わず美形ぞろいで羨ましい限りです。展示は見にくかったですけど。
アフリカはエジプト以外は概ね共同パビリオンでしたが、率直に言って半分物産展。せっかくの万博で世界に知ってもらう機会なのですから、もっとアフリカの置かれている現状をアピールするとか、同じ物産展でもフェアトレードを打ち出すとかも少しやりようがあったんじゃないかな、と。
他にも結構回ったんですが、印象的なパビリオンはこのくらいでしょうか。ホントはフランス&ドイツ館とか、スイス館とか、もっと行きたいところはあったんですけど、多分もう1週間くらいかけないと回れないでしょう。もっと早く、開幕そうそうに行っておけば良かったと後悔。
とにかく終わって振り返るにつけて人ごみに疲れ切りました。もうしばらく人の集まるところには行きません。