時の流れに身を任せ

今日1冊の本を読みました。村山由佳の「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ文庫版第9巻「聞きたい言葉」です。紅茶党の癖に、とか色んなツッコミが聞こえてきそうではありますが、中身はコテコテのラブストーリーです。
このシリーズを初めに手に取ったのは高校最後の夏でした。それから毎年夏に刊行される文庫を追いつづけて早7年。その間物語の中で流れたのは3年。最初主人公と同い年だった私は、気が付けば当時年上だったヒロインに追いついてしまいました。自分の上を通り過ぎていった時間にただただ思いをはせるばかりです。