名残雪、冬の名残

桃の節句にまさかの雪模様。これがなごり雪というやつですか。そういえば「なごり雪」は東京を去る恋人の歌で、「木綿のハンカチーフ」とは逆なのよね。
話変わって、世の中には「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるわけですが、ウチの婆様などは山間部の生まれで冬が長いせいなのか「彼岸過ぎても七雪」なんて言ったりします。
こういうローカルな言い回しというのはあちこちにあったんでしょうけど、こうも人の移動が多くなって世代間の分離が進むとそんな伝承なんてくそくらえな訳で、さて今後どうなっていきますことやら。