年齢詐称

中学高校大学と、周りから老けてるとか年齢詐称とか戸籍偽造とか色々言われてきたものでした。今更見た目でなにか言われても驚きもなにも有りはしない、そう思っておりました。昨日まで。
浅田次郎の短編「姫椿」に銭湯が出てくるんですけれど、それを読んで手足を広々伸ばせるお風呂に入りたくなりまして、隣駅の駅前にある温泉施設に行ってきたんです。
さっそく露天風呂に身を沈めてゆるゆるとしておりましたら年配の御仁が声を掛けてこられるじゃありませんか。

「あなたも高校生?」

まさに驚き桃の木山椒の木。確かに夕暮れも過ぎて湯けむりに隠れてれば、まあそんなこともあるのかなあ。