体重について

「メタボ」なんて言葉が出始めたのは確か私が学部生の頃のことじゃなかったかと思うのだけれど、言葉の上っ面はいざ知らず体重と体型は現代日本においてはなおざりに出来ないテーマなわけです。
それについて、今年のベストセラー第2位は「巻くだけダイエット」だった、ていう情報をさっきのNHKのニュースで仕入れました。世の中痩身法は数あれど、ダイエットの要諦は食事のコントロールと運動の2点につきるわけで、この手の○○するだけってのが売れるということはやっぱり切実ではあるけれど切迫はしてないのがダイエット、ということになるんでしょうか。
前振りが長くなりました。
私の場合体重に対する意識の向け方が世間の大多数とは逆でして、「やつれないように気をつけて食生活を送る」ということになっております。ハタチ過ぎまでは成長期のためカロリー消費過多、20代半ばを超してからは胸患いのためか時に食が細りカロリー摂取過小で気を抜くとすぐにあばらが浮きジーンズがずり落ちる、というわけ。初めて食事をした人は「見た目よりも食べるね」と言う程度には食べる量はあるのだけれど、要は見てないところじゃ案外食べてないので貧相なボディをしているのです。やせの大食いというのはひょっとしてこういうことじゃなかろうか。
ここのところまた粗食をしたために体重が危険水域を下回ろうとしておりまして、一念発起、今日からはしっかり食べます。
余談ですが、甲状腺機能が亢進すると(バセドー病とか)代謝が促進されて食欲はあるのにどんどん細くなる、という状態に陥ります。経験者が言うんだから間違いはありません。どうしても食べながら痩せたい人は、わかめや昆布やメカブを大量摂取してレッツバセドーダイエット。