片付けについて

私、片付けが苦手なんです。
出したら基本は出しっぱなし、どこかしらにまとまってはいるのだけれど収まるところに収まっていない。ある程度まで荒れたところでようやく重い腰を上げて収納し始める。これがいつものパターン。
さらにタチが悪いのが「捨てられない」。
破れたり壊れたりしたもの、あるいは明らかなゴミはちゃんとポイするんですけど、そうでないものはなかなか処分できない。だから服や靴なんかは自然と入れ替わりながら一定数を保っているんですけど、本やゲームは昔々買ったものが未だにそこらにあったりするんです。もう年単位で手に取ることさえしないものがいっぱいあるのに、売ったり捨てたりすることに酷く抵抗があるんですよ。だからなるべく買う量を控えるように気をつけるんですが、いかんせん増加量に減少量が追いつかないのが困りもの。おかげでFFタクティクスでメンバーを除名しようとして「本当に?」と聞かれたらどうにも除名できなくなっちゃうんですよ、枠が埋まってうんざりしてるはずなのに。たかがデータなのに。
ちなみに姉も捨てられないひと。しかもものを増やすのが大好き。ただし、こちらは単にものぐさなだけで尻をたたいてせかせば案外思い切りよく捨てたり売ったりできるタイプ。
そんな2人を見て育ったからか、妹は見事に片付け上手。買うものは厳選し収まり切らなくなったら躊躇無く捨てる。まあなんと見事な反面教師。
しかし、ぐうたらでちゃらんぽらんで器量も人並みの姉が一番あっさり片付いて、器量もよろしく頭脳も明晰、1部上場企業の社員で家事も甲斐性もばっちりの妹が全然片付きそうもないのは誠に不思議ではありますね。私も当分先だろうから偉そうなことは言えないけれど。