そんな時代もあったねと

布団に入ってから寝るまでに本をぱらぱらとめくり眠気を待つ。そんなことをしている人も多かろうかと思います。
昨夜私が選んだのは「ボンボン坂高校演劇部」。まあ懐かしい。
ここを読んでる人は大体覚えてると思いますけれど、1992年頃から少年ジャンプで連載していたギャグマンガですね。高校1年生の正太郎くんのドタバタを描いた、バカっぽくて、お約束で、ちょっとお下劣だけどいやらしくはない、そんな昔のギャグマンガ。12巻で完結/簡潔というところもお手軽でgood。
そんなマンガに時代を感じた点が2つ。

  1. 男子生徒のシャツがズボンにイン。
  2. 髪の色がほとんど黒。

今時考えられませんよね。今時不良でなくても基本シャツの裾は外だし、髪だって茶髪。
ちょっと最近のマンガと比較してみましょうか。
 
左:ボンボン坂高校演劇部3巻(1993年発行)
右:めくりめくる1巻(2010年発行)
左の方はこれだけキャラが集まってもみんな黒。1人金髪なのは白人キャラ。茶髪にすると不良とか風紀の乱れとか言われた時代が確かに有りました。平成生まれの皆さんは知らないだろうけれど。とか言う私も長髪禁止とかいう時代をしりませんけれどね。
しかし時が流れて風景も生活も変わっても、それでもまだ笑えるっていうのはなんとも凄い話。
最終刊の最後のページに、「たまには読みかえして笑ってやって下さい」ってさらりと括ってあるのがまたジンときます。