娯楽は不謹慎か?

クリント・イーストウッド監督作品、「ヒアアフター」をそろそろ見に行かないと、と思って近所のシネコンのスケジュールを覗いてみたら

「内容に一部地震を想起させる部分が有りますので放映を中止します」

ってお知らせが出てて、「はあっ?」てな感じでめっちゃショック。只でさえテレビが地震原発ばっかりで気が滅入るのに、ささやかな娯楽も提供されないだなんて…。
なんでもかんでもかこつけて不謹慎だの自粛だの言うのもちょっと最近度が過ぎると思うんですよね。「殺人ゲームをすると人殺しをしたくなる」的発想というか。フィクションはフィクションとして楽しめばいいのであって、見たい人は見られるようにしてくれてもいいと思うのですよ。
ついでにいえば、こんな時だからこそ楽しいものに触れていたいわけですよ。気持ちのほぐれるものに親しみたいわけですよ。そういうわけで、もうちょっとゆるめにやってみませんか、シネコンさん。