梅雨の頃のひと仕事

我が家には梅の木があり、他の草花はずぼらをしてもこれだけはそれなりに自分で手を入れます。枝を伐ち、虫を払い、草を引き、肥料を仕込み、とあれやこれや。
なんでといわれれば、それはやはり実がなるからですかね。もちろん春先に咲く花もとても綺麗。いつぞやは遅めの雪で雪中梅となり大変風情があったものです。
さて、その梅が大きくなってきたので収穫し、焼酎と氷砂糖を買ってきて梅酒を仕込みましたよ。砂糖は少し控えめ、あとはたまに揺すって1年程寝かせたら出来上がり。
といってもこれ、自分で呑む分じゃないんですけどねー。いつも良くして貰ってる近所のおいちゃんとふと玄関前で行き会わせて、

おいちゃん 「また雨の振ってないときに草木の手入れ手伝ってあげるわ。」

t> 「毎度すんまへんなあ。おかげさんで梅も段々におおきゅうなってねえ。」

おいちゃん 「そーかそーか。梅酒がいいなあ。おっちゃん、あんまり甘くないのが好きだなあ。」

なんて言われたら、もう「日頃お世話になりまして…」と献上するしかありませんわいな。
まだ大きくなってない梅もいくらか枝に残ってるから、そっちは自分用で何か仕込むようにしようかなと画策中。