本日から「四国の端っこを巡る旅」の始まりです。
BGMとして「岬めぐり」でも聞きながらどうぞ。
幸いこの日はきれいに晴れあがって、午前中の肌寒さを除けばツーリングにもってこいのお天気。
まず訪れたのは徳島県の鳴門海峡。高速を通って鳴門北ICで降りたらすぐです。
あいにくこの日は小潮でわずかに満潮にも早く大きな渦は見られませんでしたが、それでも河のように海水が海峡を越えてなだれ込む様子はよく見えましたよ。
しかし駐車場から結構歩くのね、ここ…(橋の入り口から片道約500m)。
渦潮だけじゃなくて巨大建造物ファンの人にも結構いいスポットかもしれません。
一応言っておきますがこれは世界最長のつり橋である「明石海峡大橋」ではなく、四国側から淡路島にかかる「大鳴門橋」ですので間違いのないように。
徳島市内に場所を移してお昼ご飯。徳島といえばラーメン。これが徳島ラーメンの典型かは知りませんけれど。ちょっと甘い感じの味付けかな?
さて、次の目的地なんですが、その前に質問。
Q.四国本島の最南端は? -> A.足摺岬
Q.四国本島の最西端は? -> A.佐田岬
この辺りはまあ割と有名ですね。じゃあ、最北端と最東端は?
この旅でそれを明らかにしましょう。
バイパスをそれて、なんというかこう、よく言えば鄙びて静かな雰囲気の、直球で言えば田舎の道を進んでいきます。
人影もまばらな道に現れたトンネルを抜けると…。
なにやら隠れ里を思わせる雰囲気。
これ、眠狂四郎ならあれやね、迷い込んで不意に現れた小さな里で一夜の宿を求めたら夕食のお酌に2人の若い女性が出てきて、先にお酒を受けたほうの女性が夜更けに夜伽に這いこんでくるとかいう、そんなの。
そんな与太を思う間に到着したのはここ。四国の最東端、その名も蒲生田岬。
どれくらいマイナーかって、IMEの変換で出てこないくらい。観光客も誰もいない。
ちなみに、ここと和歌山県日ノ御埼を結んだラインが太平洋と瀬戸内海の境目だそうです。
岬と言えば灯台ですが、あの、これ、とうだいタイガーとかガルラとか出てこないよね?
しかも海風で木の枝の向きが凄いことになってる…。
無事到着。灯台(の足元)からの眺め。わーお、だいなみーっく!!
あれ、なんかアプローチのわからない階段が見えるけどこれってさ、物語後半で行けるようになるとかそういう場所?
これにて本日の移動目標は終了!
なお、蒲生田岬への道は路面こそ荒れてはいませんが細く曲がりくねった場所もあり、車の運転には要注意です。バイクは猶の事。
宿へ向かう途中の道の駅にて一服。
ウェルかめって、そういえばそんなのありましたねー。うわーなつかしー。中身はさっぱり覚えてないけど。
お遍路さんはたくさん見かけましたけど、こんなノリでしたっけ…。
これ、出てくるのは女の子のフィギュアじゃなくてカメのフィギュアですからね。私は買ってないけど、騙されちゃダメなんだからね!
そしてこの日の宿の目の前にある海水浴場。太平洋側の延々続く海岸線ってやっぱり壮観。
雲行きが明日の波乱を予感させてくれています。