今年の映画第2弾第3弾

いつまでも寒さが遠のくのを待ってるとそのうち公開が終わっちゃうぞと思って、バイク用ブーツを突き抜けてくるくらいの寒さの中、風を切って映画を見てきましたよ。

キングスマン:ゴールデン・サークル
前作と変わらず、イギリスらしい下衆な下世話さが炸裂するスパイアクション。
全体の感想としてはちょっと大味な感じというか、演出とか筋書きとか2,3荒いと感じる点があったように思います。
新キャラのテキーラの活躍が全然ないとか、ウィスキーの異変にハリーはなぜ気づいたか、とか、そういうの。
たぶん、やることが多すぎたせいかなと思うんですけれど、新しい脅威の出現->キングスマンのピンチ->ステイツマンの登場->ハリーの再登場->ハリーの復活->世界の危機->悪との対決->ハッピーエンド、とおおいそがしですから、2時間でやるにはちょっときつかったのかなと。
ただし、リアルでサーの称号をもつ誰かさんが大暴れしたりとか、相変わらずキレッキレのアクションだとか、全体としてはとても楽しめる出来だったかと思います。
あと、昨日のオリエント急行殺人事件とスーツを対比してみるといろいろ楽しい。


・カンフーヨガ
ほんとはこの映画だけ見に行ったんですよ。
何を勘違いしてたのか、12時過ぎに開幕だと思って劇場に着いたら15時半からだっていうじゃありませんか。
しょうがないから空き時間にキングスマンを見て2本立ての強行軍にしたと、そういうわけ。
で、この映画、なんかちょっと「衝撃の融合」だの「問題作」だのあおってたみたいですけど、いつも通りのジャッキー映画でした。
香港風味かインド風味かの違いだけです。ええ。
ラストのまとめ方とか、ほんとにジャッキー映画だなって。
なんぼかちゃんとまとまってるだけ、投げっぱなしで終わらせることもしばしばの過去作に比べたらちゃんとできてるともいえます。
インド要素ってことでジャッキーはじめみんなでインドおなじみののダンスを披露してくれるんですけど、ジャッキーって武道の達人だけあってああいうダンスも見事なものですねえ。
やっぱり体の使い方が凡人とは違う感じ。
あと忘れちゃいけない見どころとして、ヨガとダンスで練り上げられたインド美女のくびれとおへそは凶器だなって思いました。それとおっぱい。