黒い過去は今につながる

先日、ひょんなことから古い手紙が出てきましてね。
何かと思って開いてみたら、小学校低学年のころに単身赴任していた父親に宛てて出した手紙だったわけですよ。


もう自分は何を書いたかどころか、書いたことさえさっぱり覚えてなかったんですけれど、開いてみたらまあこれがひどいことひどいこと。
「ちょっとは太った?ちょっとはお金たまった?」
「ちょきんたまったらはんぶんちょーだい」
「ボーナスでたらおこづかいいっぱいちょーだい」
エトセトラエトセトラ…


うむ、まごうかたなきクソガキですな!!
なにやら日々の暮らしむきらしいことも多少は書いているようでしたけれど、いや〜、やっぱりダメ人間全開ですよねえ。
まさか四半世紀以上たってこんな黒歴史を目の当たりにすることになろうとは。
ちょっと考えてみればこの感じ、今の自分の根っこだと思えなくもないわけで。


世の中の親御さんたちはこんな手紙でももらえればうれしいのだろうとは思うんですけれども、後になって読み返すハメになったほうにとってはまことに赤面ものでありまして、頼むからこんなもの残しておかないでよね、とお願い申し上げます。