気が付けば旅からもう1週間も経ってしまって、なんかいまだに整理もつかないんですけども、特に思い出に残ったところから出してみましょう。
島根県、仁摩町にあるサンドミュージアム。
正直、「日本一大きな砂時計」があるだけのド田舎のしょぼい博物館だと思っていたら、予想を裏切るガチだった場所。
が、単にでかいだけではなく、実はめちゃくちゃ高度な知識と技術が詰め込まれててビビる。
砂の粒度がごく細かく、かつそろってないといけない。
何度も何種類ものふるいにかける->新たなふるいに移す度に新しくゴミが混じる->途中ではゴミが混じってもいいことにして最後の1回で取り除けばよいことにする。
それでもゴミが残ってたら?->そのときは詰まるだけ。むしろ詰まるまでゴミがあることは分からない。
砂は洗わないといけないけど洗いすぎると滑り落ちなくなるから洗いすぎてもいけないとか、
温度の影響を受けるのでコンピュータ制御で上下の筒内部の圧力を調整してちょうど1年で落ちきるように調整してるとか、
たかが砂時計にめっちゃ学術的要素が盛り込まれてますよ。
凄い!
流体:穴の高さによって噴き出る勢いが違う
粉体:穴の高さによらず噴き出る勢いは等しい
へーへーへーへーへー。