電気工作

昨冬あたりから、寒い時期だけテレビの映りが特定の局だけ悪くなることがありましてね。

まあ日ごろあまり見る局でもないし暖かくなると直るし放っとけばいいかと思ってたんですが、ちょっとやる気を奮って直すことにしました。

 

端子の接続部分を触ると映りが改善するので、たぶんアンテナがどうとかじゃなくて端子が劣化してるんだろうとあたりを付けて、カバーを外してみるとこれ。

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シールドがこんなボロボロで、そりゃあ映るものも映らないよね。というか今までよく映ってたよね。

最初の作業者はいったいどんな仕事をしやがったのかと憤るやら、こんなんでもギリギリ映るという電信技術に舌を巻くやら。

 

端子自体ももう30年近く前のものそのままだろうということで、電器屋さんまで自転車こいで新しい端子を買ってきて交換作業をしました。

理系だ文系だなんて日ごろ言いませんけど、こういう時は電気電子の工作を経験しておいてよかったな等と思ったりします。

本職ならこんなの10分かそこらで片づけちゃうんでしょうけど、なにせ久しぶりの工作だし道具もいいのがあるわけでもなく、なんやかやで1時間くらいかかりましたかね。

なんか「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」のセリフがよぎります。

「この作業はプロに頼むと200ドルですが、自分でやればその費用はかかりません」てやつ。

つなぎなおしたところ正常に映るようになったようで、めでたしめでたし。