失うもののない、いわゆる「無敵の人」が痛ましい事件を起こすということが当たり前になりつつある今日この頃。
一応武道を習っている人間の端くれとして、どうしたらいいかを教えます。
襲われたら、走って逃げろ。
以上です。
なんでかっていうと、
そこらの中高年は100mが走れないからね。
オプションとして、
可能であれば明るいほうへ、人の多いほうへ逃げるようにするとか、
追い付かれそうになったら鞄でも上着でも何でもいいから首や頭部を守るとか、
コーヒーでもなんでも手に持ってるものを顔めがけて投げつけてひるんだスキに逃げるとか、
あるにはあるんですけど、そんなこと考えてる間にアウトなんでね。
ただねえ、こういうことをいくら賢しら気に書いても、
結局たらればの話なんですよ。
いくら何を書こうが、それで失われた命が戻ってくるわけじゃない。
襲われる側になにか落ち度があったわけでもない。
私だっていきなり襲われたら助かる気なんてしないし、たぶん助からない。
そんなもんです。