またまた映画の話。
知ってます、奥さん。普通の人は年に1回映画に行ったらいいほうなのに、この人ったら「私は映画マニアではない」とか言いながら年に10回は映画館に通ってるんですよ。
でも私は別に映画マニアでも映画オタクでもありません。よろしいですね?
さて、1本目は「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」。
最近、と言ってももう3年くらいたつんですかね、人気のアニメ/ゲームの映画化です。
お金持ってる会社がしっかりお金をかけて作ってるだけあって、よく動くし「たったこれだけのセリフのために声優用意したのか」という印象。
中身は一言で言うと「ウマ娘ファンを喜ばせるための映画」。当たり前と言えば当たり前か。
ただ、別に必要もないのに色んなキャラがちょこちょこ出てくるところとか見ると、ウマ娘ファンでもない私としたら「いらんやろ…」って感じになります。まあ同じ学園の仲間なんだから必要なくても出てきたっていいじゃんと言われりゃそうですね。
お話はいわゆる成り上がりもので世代の頂点をとりさらに時代の頂点を目指すという筋なんですけれど、中盤ちょっと中弛みしてる気がしてそこは残念でした。また「いま時代の最強はオペラー」っていう部分はちょっと弱いのかなとも思いました。元が実話なので、ジャンポケがダービー勝つあたりからオペラオーは勝てなくなってきてるので難しいところでもあるんですけれど。
あと、来場特典連発でオタクから絞ろうとしてるところはなんかヤダ。
2本目は「帰ってきた あぶない刑事」。
単にあぶ刑事が好きだから見に行った映画。この映画の魅力はもうそこしかない。
中身は「悪いやつが現れて人殺しとか色々やって銃撃戦の結果タカ&ユージの勝利」ですからね、まあ時代劇みたいなものだし、魅せるものも時代劇と一緒。つまりタカとユージのかっこいいところ。
タカもユージも流石にトシだよな、と映画を見ながらずっと思ってました。首から上はさすが役者だけあって整ってるしシワもいい感じに見えますけれど、ケガのシーンで腕とか見えるとやっぱりいかにも年寄りだよなって感じが見え隠れします。
でもね、銃撃戦で銃を構えて動き回るところはやっぱりむちゃんこカッコイイのよ。軍隊とか警察とかのセオリーからはかけ離れてるはずなのに、銃を構えて曲がり角をすり抜けるところとか、階段を駆け上って廊下を駆けだすところとか、ホントに70歳超えてるのかと思っちゃう。
でもまあさすがに次は作ってくれるなとは思います。
それと、どうしても気になったのが悪者のスーツ。大企業の社長なのにスーツが見るからに安物で見てて辛い。ジャケットの襟は浮いてるし、シャツの首元はパカパカ空いてるし、せめてもうちょっとちゃんとしたスーツ着せてやんなよ、タカとユージには凝ってるんだから同じくらい凝ってほしい。
ま、こんなところで。
あと、前回の映画からもう8年もたつのか…時間の流れは早いわ…。