このblogを開設したのが2004年5月22日。
今日で20周年を迎えました。
めでたいのかどうかは知らないけれど、せっかくなのでケーキなど買ってみました。
残念ながら自分で作る元気はなかった。今日仕事だし。
20年、子供が大人になるくらいの時間ですけれど、このblogを開設したときのことはまだ覚えています。
銭湯の上のすぽんじ王子(当時)殿下のちょっと湿気の多い下宿で、すぽんじ氏にだいぶ無理やりに作れ作れと言われて作ったんでした。
私は私で「まあいいけど」とかそんな感じだったような、そうでもないような。
このザマで「覚えている」とはよく言えたもんですね。思い出なんてちょっといい加減なくらいが面白いと言いますから、これで良しとしておきます。
20年。
もうそんなに経つんですね。
何もなかった、と一瞬思いましたけど、改めて振り返ってみれば、大学院に進み、文転して公務員になり、ペースメーカを入れ、無職になり、日本中どころか世界へも旅をし、お金を使い果たして再就職し、今に至ると。
そしてその間に父方の祖父を送り、母方の祖母を看取り、姉も妹も結婚し、親戚は結婚して離婚して、友人は結婚して子供が産まれて、身の回りで何もなかったのは私だけなのかもしれない。
何もないようでこれだけ色々あるのが人生、ひょっとしたらこれから私にもまだまだ何かあるのかもしれません。皆さんにもいいことがたくさんありますように。
そして最後に、初心に帰って今日の紅茶。
Casleton Autumnal.
せっかくの記念日なので、ダージリンの名園のいいお茶で。