またまた映画

最近映画のことしか書くことがない。困った。

ということで、今日はバンブルビー

 

映画を見終わって「うーん、よくできた面白い映画でバンブルビーの軽いノリもよく出てたけど、なんだろう、この物足りない感じ…」と思いつつ通路を歩んでいたところへ、ほかの観客の声が。

「爆発が足りん」

マイケル・ベイが恋しいよな」

 

そ れ だ !!

 

ということで、トランスフォーマーの醍醐味ともいえる爆発炸裂はあんまりないんですけど、それはそれとして2時間ちゃんと楽しめます。

あのクオリティのロボがCGでグリグリ変形してバトルしてサブミッションして、って言うだけでもう入場料の元は取れるでしょう。

それ以外の脚本とか構成とかもちゃんとしてる。

しかし、ちゃんとしすぎてて外連味がないとも言えるかも。

あと、時代設定は1980年代なんだけれども、さすがにそのあたりはそこまで忠実ではないというか、「80年代風味」くらいです。

別に80年代そのままを見たいわけじゃないからね、それでいいと思います。

 

ところで、世界中で公開されるレベルのハリウッド映画って、脚本がすごくしっかりしてるというか、凄くシステマチックに組まれてるというか、脚本というものはこうあるべきでやらなきゃいけないのはコレでやっちゃいけないのはコレだ、っていうのがきっちり行き渡ってるというか、そんな感じがします。

それだけにパターン化してると感じることもあるし、よくできてるけど新しさがないとか感じることもあるし。

まあ、オリジナリティっていうのは奇抜さとかユニークさと違うからね。

教養の教授が「オリジナルってのは原典、つまりははるか昔から伝わってる物語の原型そのものであり、人間が面白いと感じるものはすべてそこに出尽くしている。その原典、原型をもとにどのようにアレンジするかが個性なのだ。」なんて言ってましたっけね。