聞くばっかり

奇妙な縁でかなり年かさの社会的地位もそこそこある人たちの集まりに呼ばれるんですが、基本的には聞き役です。人生経験やら立場やら考えると当然のお話ですね。
それでまあつらつらと思うに、聞いててダントツにつまらないのはやはり団塊の世代を中心とした50代後半から60代の男性ですね。それも企業人。
曰く、

「県会議員の誰それが僕の親戚で…」
「市の偉いさんと付き合いがあって…」
「海外のどこそことしょっちゅう行き来があって…」
「会社の取引先は大手ばっかりで…」
「若い頃は刺されそうなほど遊びまわってて…」

こんな自慢話、聞いてて面白いと思ってるんですかねえ。話してるほうはさぞかし気分がよろしいんでしょうけど。あとは何かとカビ臭い説教話をする人なんかも結構いらっしゃいますね。困ったことにこれらの手合いほど語りたがりだったりするもので、まあ機嫌取る意味合いでとりあえず聞くだけ聞いてます。
逆に聞いていて面白いのはといえば、やはり現役でバリバリ働いてる人。仕事の話が中心ですが、自慢話なんかしないで業界トリビアだったり時事ネタだったりちゃんと受けをとってて聞いていて飽きない人が多々いらっしゃいます。
あとはやっぱり、国でも都道府県でも市町村でも、議員さんは挨拶上手盛り上げ上手だなあというところ。関わり合いにはなりたくありませんが。
なんだかんだ言っても面白い人は面白いしつまらない人はつまらないというのが結論なんですけど。