選挙のトリビア

一番乗りの特権

投票所に一番乗りすると、投票箱が空であることを確認する作業をお願いされます。オープン状態の投票箱を見られるのは一番乗りの人だけなので、早起きして行ってみるのもいいかもしれません。

不思議の国の投票用紙

一見なんの変哲も無い投票用紙ですが実は先端科学の産物で、やぶれにくい、折り目がつきにくい、折っても自然に元に戻る、という特殊な処理が施されています。なぜかって?理由はいくつかあるんでしょうけど、一番には開票に手間取らないように。
多くの人は2つ折にして投票するので、もし普通の紙だと開票の際いちいち開く手間が掛かって只でさえ長引く作業がもっと長引きます。あと折るとかさばるっていうのもあるでしょうね。開いてぴらぴらの状態ならかなり体積の節約になります。これも開票の迅速化に繋がります。
そういうわけで、投票用紙は折ってはいけない!これ重要。

必殺立会人

投票所には委嘱を受けた自治体職員のほかに「投票立会人」という人がいます。上座にどっかと腰を据えて、役所の偉いさんか地域の名士か、と思いきやじつはなんでもない只の一般市民。事前に公募を掛けたり各投票所の主任さんが個人のツテを辿ったりして引き受けてくれる人を探しています。
時間の自由の利くおっちゃんおじいちゃんが多いようですが、最近では女性や若年者を増やそうという動きもあるとか。もちろん日当も出ますが、13時間も椅子に座ったままのこの役目、本当にご苦労様です。