四国ツーリング4日目:何もないがある?

ツーリングも早4日目。
この日はややゆっくり起きだして、ホテルで朝食をのんびりとってから7時半に出発。


海沿いをゆったり流して松山市内を目指します。

こうしてみると、やっぱり瀬戸内海は穏やかですね。室戸や足摺の近辺の波の大きさと比べると、海の表情がまったく違います。


松山市と言えば、やっぱりこれでしょう。道後温泉

というか、着くか着かないかで雨が降り出して焦る。今日は晴れってゆーてたやん!
お高めのチケットを購入して、お風呂とお茶とお団子を堪能。どうも通り雨らしいので雨がやむまで休憩することに。と言っても時間制限つきですが。

部屋に置いてあった観光案内みたいなの。「あらゆる面で四国最大」って、調子ええこと言うてるなあ…。


雨が止んだところで松山市を後にして今治方面へ北上。
途中の道の駅でご飯にしようと思ったら休みだったので、向かいの喫茶店でカレー。

サンゴ礁カレーとかそんな名前だったかな。


今治に入ったらさらに北へ。
目指したのはここ。大角海浜公園。愛媛県の本土の北の端っこ。といってもここはまだ四国本土最北端ではありませんが、すみっこを巡る旅ですからね。

この岩場はちゃんと灯台っぽいもののところまで行けます。
が、足元が悪いうえに付着物で滑ったりしますので、ヒールやサンダルでは絶対に近づかないように。

私のバイクブーツはビブラムのアウトドア用ゴムソールなので問題なし。こんなこともあろうかと、てわけではないけれど。
なんか不思議な構造の岩場…。伊予水軍の番屋跡の杭孔があるらしいけれど見つからず。

実はここ、読み方がここに来るまで謎でした。「おおすみ」なんですね。なるほど。

展望台はこちら…ってこれ、大丈夫なのか。

展望のない展望台ってなんやー。

別の場所から。遠くに見えるしまなみ海道と造船所と思しきクレーン。

なんかある。「鋳鉄製のプロペラとしては最大級であり貴重な遺産」ですって。へー。さすが造船の町。
まあいまどきこんな大きなものを鋳造することはなさそうだし重そうだ。

正直に言うと、最北でもないしなにか歴史があるわけでもなんでもない場所なんですよね、ここ。
でも全体の印象として、もっときちんと整備すれば桜も結構あったしそれなりに人を集められる公園になるんじゃないかと思いました。見晴らしもいいし。


道後温泉と大角鼻が今日の目的地だったので、あとは高速を突っ走って宿へ向かうだけ。
途中のサービスエリアで。バイクの3大要素「走る、曲がる、ソフトクリーム」をまだ実践しておりませんでした。

これ、ミカンよりミカンの味がするっていう触れ込みは間違いじゃなかったけど、正直言って、あんまり濃いミカンの味ってエグイよね。
その意味じゃイマイチかなあ…。


今日の宿は「こんぴらさん」こと琴平。

香川と言えばうどんですが、最近もう1つ有名になってるようですね。
これ。骨付鶏。

付け合わせはこれまた香川名物、しょうゆ豆。ソラマメの醤油煮ですね。

あとはホテルで温泉につかっておしまい。本日の走行距離は257km。
このロングツーリングもあと1日。
四国本土最北端がついにお出まし。