本日も九州めぐりの途中で出会った景色を張り付けてまいりましょうかね。
こちら、枕崎に下っていく途中の吹上浜。延々と白い砂浜が続いております。
海水浴によさそうと思いきや、結構凹凸があって波打ち際で遊んでいたつもりが干満で海に取り込まれたりするらしいので遊泳注意の看板がありました。
枕崎の観光協会のおじさん曰く「枕崎のシンボル」というろうそく岩。
ちなみに、この撮影地点の少し先に戦艦大和沈没慰霊碑があります。
で、九州一周と言えばここは欠かせまいというのが本土最南端の佐多岬(さたみさき)。
なんですけども、「遊歩道整備中につき通行止め」って、そんな、まさか、えぇ…。
それでも途中の神社までは行きました。やっぱり植生が南国だなあ。
駐車場は整備済みでずいぶんきれいになってますけど、逆に秘境っぽさが無くなってちょっと残念な感じ。
前にも書いた気がしますけど、似た名前の佐田岬(さだみさき)は愛媛の西の先っちょです。
気を取り直して大隅半島を走ります。
地元のパンフで紹介されていた「雄川の滝」によることにしました。
主要道からちょっと山の中へそれて駐車場から朝もやに煙る川沿いの遊歩道を歩くことしばし、素晴らしい光景が広がります。
すっごーい!!(けものフレンズ風)
日本の端っこまで走ってきて、1.2kmほどの遊歩道を歩いてここまで来たかいがあったなあとしみじみ思いましたね。
ホントにすごいって言葉しかでないよ。
さらに北上して、桜島。
今回はしっかり晴れてくれています。噴煙は上がってないけど、バイク的にはそっちのほうがありがたい。
山肌が現れてる部分、濃いめの緑の部分、明るい緑の部分ときれいに分かれてるのは、直近3回の噴火によってどこまで焼かれたかということを反映しているそうな。
さらに北上し、霧島を抜けて、宮崎県えびの市へ。
1年3か月ぶり2度目の真幸駅。だから私は鉄ではないと言っているでしょう。
たまたまボランティアで手入れに通ってきてるという80歳のおじいちゃんと出くわして介護をするはめに色々話を聞くことができました。
なんでも長いことえびの市で教師をしていたそうで、「ここは熊本と鹿児島と接しているから3つの方言を聞き分けないといけなかった」とかなんとか。
道中地元のおじちゃんおばちゃんの話を耳にすることがありましたけど、マジでわかりません。
さて、前回のツーリングでは宮崎の海岸沿いを下って行ったので、今回は山の中を北上していくことにします。
わかりますかね、この路面のコンディションの悪さ。
左、霞んでる上に石やら葉っぱやら小枝やらが散乱している様子。
右、山肌から水があふれて路面を覆って流れている様子。
どれが川やら道さえ知れず馬は倒れる捨ててもおけず、って愛馬が倒れたらこんなろくに車も通らないような山道(一応国道)、助けも期待できないのでもうこけないように必死ですよ。
それでもこんな滝に出くわしたりして、山中だから日差しはきついけれど涼しくて快適だし、悪いことばかりでもない。
で、目的地にたどり着くころにはバイクはご覧のありさまだよ!
おうふ…。とても整備されたオンロードを走ってきたとは思えない有様…。
此処がどこかはまた次回。
(次回更新は週明けの予定)