この1週間ほどずっと映画ばっかり見てました。
1日1映画。
簡易的なレビュー的な感想っぽいものを。
・マイティ・ソー バトルロイヤル
筋肉モリリンその1。
マーベルコミックの主人公たちがみんなで大暴れ。
ストーリーは「悪くてスゲーツエーやつが現れてピンチで巻き返して最後はもっとやべーやつを呼んでケリつけました」です。
ヒーローものなんて悪い奴が現れたのでしばきたおして勝ちました、これでいいんですよこれで。
ちょこちょこコメディっぽいシーンもあって熱すぎたり重すぎたりしない感じのいい塩梅です。
・ローガン・ラッキー
クスブリ3人兄弟妹が奮闘するコメディクライムもの。筋肉モリリンその2。
しょーもない映画化と思いきや007のダニエル・クレイグとかいい俳優も出てる、ちゃんとした映画です。
レース場の金庫から大金をかっぱらおうとアレコレあって、いろいろうまいことやってのけて最後はだーれも損してなくてみんな得した、みたいなスッキリするエンドでよし。
気疲れしないで気軽に気楽にみられる映画。
・ギフテッド
近所じゃやってないのでわざわざ遠出して見ましたよ。ほかの用事もあったんだけど。
特別な才能を持った児童の教育は、高度教育に特化すべきか一般児童とともに過ごすべきか、いずれがよいか、みたいなものをネタにした映画。
ギフテッドそのものが話の中心かと思いきや、どっちかというとそれをもとにして巻き起こる家族の確執みたな、家族ドラマのほうが話の本筋って感じ。
もうちょっとギフテッドにまつわるドキュメントっぽい部分があるのかと思ってました。
でも面白かったよ。
・GODZILLA 怪獣惑星
はっきり言うと、イマイチ。もうちょっと正確に言えば「好みじゃない」。
うーん、まずイケメンぞろいでイケボぞろいでやたらに悲愴で重たい舞台設定っていうのはもうモロに邦画の悪い癖が出てると思う。
しかし肝心のゴジラとの戦闘シーンはとても魅せてくれる出来だと思いました。
ストーリーについてはなんというか、ゴジラ映画特有の難しさとでもいうのか、「ゴジラが暴れないとゴジラ映画にならないけど、ゴジラが勝っちゃう＝人類が滅亡するとそれはそれで映画にならない」という問題から抜け出せなかったんだろうなって感じがしました。
次回作に期待。
・IT／イット “それ”が見えたら、終わり。
ホラー映画を劇場で見たのはいつぶりだろうか。というかひょっとして初めてなのだろうか。
ハリウッドのホラーと言ったらスプラッタ&グロテスク&ゴアっていうのが定番だったと思いますけども、もうそれも過去の話なんだあとしみじみ。
沈黙と暗闇の使い方とか、緩急の使い方とかが和製ホラーを思わせるのは、やっぱり一昔前に流行ったジャパニーズホラーの移植から学んで取り込んだんだろうかなあとか思います。
2時間たっぷりハラハラひやひやできます。ホラーが好きならぜひ。
・ジャスティスリーグ
筋肉モリリンその3。DCコミックヒーローズ大集合。
ストーリーは例によって「スゲーツエー悪い奴が現れたのでみんなでばっちり頑張ってやっつけた」です。うん、簡潔明瞭でよろしい!
あれだけたくさんヒーローが創られてもやっぱりスーパーマンは頭一つ抜けてるんだなあ、とか、そういえばバットマンの中身はただのおっちゃんだったっけ、とか、特にバットマンはおっちゃんの悲哀もちょっと感じられてよし。
これまたフラッシュのおちゃらけな感じが全体をいい感じに明るい雰囲気に持ってきてていいなあと思いました。
日本でもライダーVSレンジャーとかいろいろコラボ映画ありましてそれはそれでまあまあよかったんですけど、こういうガチのヒーロー大集合ものをやってハリウッドに対抗できるような映画を出してくれないものかとしみじみ思います。
ちなみに私の一番押しは仮面ライダーオーズと暴れん坊将軍のコラボ映画です。
・ブレードランナー 2049
端的に言うと「眠たい映画」でした。
映画見ながらウトウトしたのってめっちゃ久しぶりです。よりによってハリソン・フォード登場シーンらへんですよ。
SFとサスペンスとアクションとどれも中途半端に終わってしまった感じといえばいいのか。
展開も中盤でちょっとだれるというか、スピード感が足りないというか、静かで暗い雰囲気がずーっと続く感じというか、しかもそれが120分じゃなくて164分もあるから、眠たくなるのもしょうがないね!
前作ブレードランナーの雰囲気をそのまま継いだといえばその通りだし、その点ではよくできてるとは思うけど、残念ながら「えーと、私は何の映画を見に来たんだっけ?」的な感情がぬぐえず。
前作自体が筋書きとかよりも舞台のサイバーパンクな雰囲気で受けてる部分が大きいような気もするので、ある意味仕方ないのか。
