また映画の話

今日は歴史にその名を轟かせる名作の続編。

そう、ターミネーター:ニュー・フェイトですね。

 

一言で感想をまとめると、「ダメじゃん」ですかね…。

一生懸命ほめるところを探したけど、ないんだな、それが。

そもそもが「新しい世界線で新しい物語始めまーす」って何回目やねん、てところでマイナスなんですよ。

エヴァ新劇場版か。

結婚と離婚を繰り返すダメンズウォーカーか。

それに展開や演出がいちいち古臭い感じがするんですよね。

「それ、20年くらい前の日本のアニメで流行ってたやつじゃないの?」的な。

変えたはずが変わらなかった未来だの、デメリットと引き換えに強さを得た強化人間だの、「俺のことはいいから先に行け」だの、愛に目覚める機械だの、悲しみを背負った過去の英雄だの、犠牲と引き換えに得る勝利だの、

そういうやりつくされて飽きちゃったネタやよさげだけど実は地味にイライラする演出をずらずら出されてもなあって感じ。

いや、そういうネタを使ってもいいけど、ちゃんと伏線を張って脚本を組み上げておくれよと。

お話全体も行き当たりばったりな感じでどこに向かってるんだかわからなくることが2,3あり、劇中で「これからどうしようか?」ってセリフが出るんですけど、見てるこっちも「あ、脚本が迷子になってる」って思っちゃったし。

スカイネットじゃない、リージョンだ」とか「あなたがジョンなのね」とか、いやそれなら別にスカイネットとジョンでええやん、新たに置き換えた理由はなんなん、てところもちょっと問い詰めたい。

 

あとはポリコレ的なあれやこれやなのかもしれませんけど、女だらけのアクション映画ってなんかやっぱり物足りないですね。

トゥームレイダーのララみたいなスタイリッシュアクションは女性でもイケてると思ったんですけど、こういうガチの撃ち合い殴り合いでは、例えばエクスペンダブルズとかの肉々しさと比べちゃうと、やっぱりちょっと見劣りしますねえ。

 

これだったらジェニシスのほうがだいぶ良かったなあと、私は思いましたですね。

 

 

そういえばエンドクレジットの中に

CG effect Superviser : Kazuki Takahashi

って見えましたけど、まさか遊戯王の人じゃないよねえ。同音の別人だよねえ。