卒論発表のこと(3月8日更新)

学科での卒論発表会。発表自体は…、なんというか、微妙。聴いてくれた友人に聞いてみたら、

t> 「わかった?ていうかわからんかったやろ

友人 「うん。ぜんっぜんわからんかった。」

まあ、量子計算になじみのない人に話せばこんなものでしょうね。いや、それでもわかってもらうように話すのが大前提なんですが。多分、量子計算機のシミュレータを作って計算速度を出した、って位はわかってもらえたとは思うんですが、どうでしょう。
質疑応答では、一瞬なにも反応がなかったので「やっぱりねえ」と思ったら、K教授に噛み付かれました。

K教授「それってさあ、そういう結果が出ることが最初からわかってるよね。」

t> 「はあ、シミュレータを作る以上は正しく動いて当たり前ということが前提として一つありますから…。」

K教授 「じゃあさあ、それって結局何がしたかったわけ?」

t> 「え、それはつまり(以下略)」

こんなかんじ。いまいちうまく答えられませんでした。でも最後に、若白髪のO助教授の質疑中に、「いい研究(だと思いますけど…)」といっていただけたのでそれだけで満足です。けどの続き?それはなかった方向で。
しかし私の次に発表した同研究室のD氏のほうはあまりに悲惨な結果で…。なにせ質疑応答中、K教授に「お先真っ暗じゃん!」と大声で言われる始末。ご愁傷様。
ほかの知り合いの発表について少し。
すぽんじ氏は思ってた以上にまっとうな発表をしてたのでかなりびっくり。てっきりもっとわかりにくくて中身のないプレゼンを展開するものと思ってました。
猿田毘古氏は発表の内容はともかく、スクリーンの前でしゃべってたので見にくいことこの上なかったのが印象的。角度の問題かも知れませんが。内容はわかりやすくてよかったんじゃないかなーと思ってます。時間超過はしちゃったけどね。
こんな感じで終わった一日でした。