各個撃破だ!!

私の悪い癖で、「切羽詰まらないとやる気が起きない」んですね。
研究室にいた頃も教官に「やっと|t>の動かし方が分かった。締め切りやな。締め切り言えば成果出しよる。」なんて言われましたっけ。


一応自覚もしているので仕事を受けるときには「いつまでに?」と必ず聞きます。大きな仕事ならスケジュールを決めて細かく締め切りを設定して、そのつど成果の確認をしてもらうのです。その締め切りがやたらに先だったり全然定かでなかったりすると途端にもうやる気がわかなくなる、というか「ああ、この仕事はしなくてもいいのね、どうでもいいのね」って認識になっちゃうんですね。
実際そうだと思うんですよ。本当に大事なことなら「いつまでにコレ、いつまでにコレ」ってロードマップだかマイルストーンだかがあるはず。だから必ず「いつまでに?」と聞く。
そうするとですね、締め切りを前提にして仕事の段取りを組むことができるでしょ。「いつまでに終わらせる」が分かれば「いつから始める」を設定できるから。そうすると、始めるまではのんびりゆっくり、時間が来たらひとつづつ片付ければよろしい。


ところが、この方法の欠点として「締め切りチェックがちゃんと機能してないとダメ」ということがあるわけです。だから完全に一人でするような仕事や丸投げ型・ノーチェックの上司だと途端に進みが悪くなる、というわけ。だから今やってる仕事もまあ進まないこと進まないこと。あとが怖いなあ。「だって丸投げしてたじゃん。ひとつもチェックしなかったじゃん。」て言っても上司の権力の前には無力っぽいし。まあ、切羽詰った感じがないってことはまだ間に合うって本能が告げてるんだね、きっと。