ぼんくら

ぼんくら、というのは「盆に暗い」の意味で、盆とは丁半バクチの舞台のこと。
最近時代劇でもめったに出ないんですけど、水戸黄門でお銀さんが「丁半、コマ揃いました」って言って壺(という名の小籠)にさいころ入れて被せてる、あのバクチですな。
盆ゴザというお盆にお供え物を並べるのに使うゴザの上でやってたから賭場を開帳することを「盆を開く」とか言い、バクチ自体を盆と表現したりするみたいですね。
盆に暗い=バクチがからっきし=能無し、というわけ。



でね、野球とかバドミントンとかで最近賭博ネタで騒いでるわけですけど、別にバクチでもチンチロリンでもすればいいと思うんですよ。法律に引っ掛からない範囲ならね。
ただ、「アングラな賭場でやってる」のがまずいんですよ。
もっと言えば「893と絡んでる」のがまずいんですよ。よろしいか?


そういうわけで、正しい選手教育としては「バクチをしてはいけません」とかそういうことをいうんじゃなくて、「バクチがしたけりゃマカオかベガスに行け!」っていうのが正解だとおもうんですよね。マジで。
こういうときに通り一遍のきれいごと言う人はほんと「ぼんくら」だと思う。
実際のところ、肉食系・体育会系の権化で「勝つか負けるかの瀬戸際に興奮する」「常在戦場」「鉄火場こそ人生」みたいな人たち相手に「バクチはダメよ」「淫行はダメよ」なんて通じるわけがない。
どっか適法なところでガス抜きさせてやらにゃ。
でも野球選手がシーズン中に海外旅行にいけるわけもないしね、やっぱ日本でもカジノ解禁するか。


とまあ世相ネタはこのくらいにして、また円高になってきたから様子見てベガスに行こっかなー。