配偶者っていまのところ縁がないし

配偶者控除を廃止も考えて見直すことを政府税制調査会が検討しているというお話ですね。例によって某巨大掲示板では叩かれまくりな案なわけですが、行政に携わる身としてはある程度理解を示してしまうのが悲しいところ。
パートのおばちゃんでよくあるのが「103万円以上稼ぐと税金がかかるからそれ以上働かない」ってやつですが、そういうことするから自治体の収入が低下してサービスが低下するのだという現実にも目を向けて欲しいものです。そういう自己中心的なことしか考えないからあちこちで囚人のジレンマが発生しているのです。
というのが新米自治体行政職員の思い。
もっと突っ込んで言えば法人税をもっと大きくして所得税を控えて可処分所得を増やしたほうがいいんじゃないの、とかいろいろ議論はあるんですが、税金食わせない限り行政は動かないという点については変わらないと思うのですよ、ハイ。