世をうぢ山と人はいふなり

今日は私のセカンドハウスを紹介しましょう。

この先を少し入ったところです。道も舗装されてるし電気も来てるでしょ、ご覧の通り。


ここです。え、わかりにくいですかね?


農機具小屋、だったかな…?しばらく使ってないので忘れちゃいました。


源流にほど近い綺麗な小川が目の前を流れます。


欲しいという方にはお安く譲りますよ。



…という冗談のような冗談でない話はさておいて、放置家屋のお話でも。

町中にほったらかされる家があり、虫が湧くやらゴミがたまるやら家無き子が住み着くやら子供が入り込んでアレコレするやら建物が崩れて周りに害を及ぼすやら放火のメッカになるやら、とにかく迷惑するって言うので数年前から話題になってます。


発生メカニズムは割と簡単。壊す方がお金掛かるから。
宅地は建物が建っていれば課税評価額が無い場合の1/6とかになり、つまりは税金がぐっと安くなるわけ。
また家屋を撤去するのも100万とか200万とかあるいはもっと大きなお金が掛かるわけですよ。
家を撤去したあげく、固定資産税も跳ね上がります、って言われてだれが空き家撤去なんかするかってーの。
しかもそう言う物件は相続とかで欲しくもないのに回ってきたりするからね。
どんなところか見たこともない、ってひとも結構いるんじゃないかと思いますよ。


まあ幸い我がセカンドハウスは隣家まで数百メートルはあり、山に飲まれるまでほっといてもだれも文句を言いませんがね。
しかも敷地に電柱があるから使用料で固定資産税とほぼトントン。やれやれ。


根本的には、国が不動産を召し上げたり不動産の所有権放棄を認めたりする制度を創設しないと駄目なんじゃないですかねえ。