まだ1月2月だというのに、もう3月か4月かと思うような暖冬で、走る分にはありがたい、と言うことでちょっと四国をぐるっとしてきましたよ。
やっぱりバイクで巡るなら人が少ないところに限る(暴言)。
以前にメジャーどころはかなり回ったこともあり、今回は少しマイナーどころを攻めてみました。
こちら、愛媛の南、足摺岬の西のほう、高茂岬(こうもみさき)です。
絶景かな、絶景かな。
アクセスに難はあるものの、足摺岬に負けてないですね。
ただ、そのアクセスが最大の難点ですけど。
続きまして、同じく愛媛南部、旧国道56号の法華津峠(ほけつとうげ)から。
えも言われぬほどの素晴らしい景色が広がります。
逆光がきつくて色がきれいに出ませんけれど、見事な景色に本当に言葉を失います。
ただし、ここに至る道のりは非常に悪く、本当に国道だったのかと思うほどの狭さ、荒れ果て具合。
見てこれ。
特に峠から南側では道が細い上に石や枯葉、小枝が散乱し、路面に穴が開いていたりして、状態のひどさに言葉を失いましたね。
バイクだとホントに命がけ。
一応北側はやや広く道もきれいに手入れされていました。
ただこうなった事情の1つが先年の西日本豪雨による崩壊もあるそうで、実際に南側の道の1本は今でも通行止めです。
なお人里ちかいところではミカンが落っこちているあたりがいかにも愛媛らしいですね。
人口の少ない田舎だと古い町並みが却って保存されていたりして、どこぞの美観地区よりよほど立派だったりします。
これは室戸のちょい北西、吉良川の町並み。
かつて木材の生産で栄えたそうです。
壁の途中に瓦が生えているのが特徴的ですね。
次は高茂岬の近くにある外泊(そとどまり)地区。
「石垣の町」として売り出しているそうですが、全く聞いたことがありませんでした。
幕末から明治にかけて、近くの中泊(なかどまり)の人口増加に伴って新造された地区だそうで、強い海風に耐えられるよう頑丈な石垣を組んだとかなんとか。
凄くアクセスの悪い地域のわりに立派な家が立ち並んでいるのはなぜなんでしょう。
みんな漁業でめっちゃ稼いでるとか、そういうのがあるんでしょうか。
はい、例の有名な駅ですね。
もう景色よりもカメコのほうが撮ってて面白いですね。
FF7リメイク発売を前にして、魔晄炉。
嘘です。
我ながらレンズ汚い!!
で、何を思うかというと、瀬戸内海の海岸の砂って明るいよなあってこと。
どうも中国山地の花崗岩が流れ込んでこの白砂青松を作り上げたようですが。
対比で、高知の砂浜から。
やっぱりだいぶ灰色がかってますよね。
こういう違いを楽しめるのも旅の醍醐味。