瀬戸際

大都市では緊急事態宣言であれこれ大変らしいですが、幸いこの辺りではそういうお上のお達しは出ておらず、まあ出てたとしても知らんぷりするんですけども、とにかく土日でちょっと遠出をしてきたんですよ。

それで向こうで予約しておいた回らないお寿司屋さんに行ったら、のれんをくぐるなり「あぁ~よかった、ひょっとしたらいらっしゃらないかと思いました」なんて言われましてね。

ほかのお客さんがここのところの騒ぎでみんなキャンセルしちゃったらしくて、お店の人3人に私1人というなんかこうすごく贅沢なというか、下にも置かれぬ扱いでお寿司を頂くハメになりました。ちょっとお尻が落ち着かない…。

色々話もしましたけれどやっぱり客商売は上がったりだそうで、
「こんなにお客さんの少ない土日はちょっと記憶にない」
「4月の歓送迎会も軒並みキャンセルで同業者も大変」
みたいな感じでしたね。

客単価1万円くらいのお寿司屋さんで土曜のゴールデンタイムに私1人しかお客さんが来なかったらそりゃ大変でしょうねえ。

「コロナが収まったら、あれをしようこれをしよう、あそこへ行こうどこそこへ行こう」なんて言ってる間にあれやこれやはなくなってると思いますよ、私は。

業界のほうでも「もうこれ以上行政のいうことを聞いていても好転しない、我々は営業する」って突っぱねていかないといけないところまで来てるんじゃないでしょうか。