再び仕事を始めて、再びカレンダー通りの連休を過ごすようになりました。
有難いことにほぼ定時上がりで(つまりはできることがなくて足手まといなのでさっさと帰らされていて)、仕事帰りに映画を見るくらいのことはできます。
自粛要請?
知りませんねえ。映画館もお客さんはいるほうが嬉しいに決まってるよね!!
今日の映画は「るろうに剣心 最終章 THE FINAL」。
知らなかったんですけど、また2部作でこのあとTHE BIGININGがあるんですね。正直見るのだるいな。そもそも前作からだいぶ間が開いて、正直もう熱が冷めてるし…。
肝心の内容はというと、邦画としては頑張ってるというか、頑張ってるけどやっぱり邦画は邦画というか。
ただ真剣祐のマッチョ具合は縁役としてよくハマってたと思いますね。ただし薫の剣術下手クソで説得力なさすぎは変わらず。
キャラデザインは原作自体が結構ケレン味があるとはいえ、それをそのまま実写に持ってきてさらにパンクに振っていて、ちょっとケレンが過ぎるように思います。
脚本的には原作を駆け足でなぞる感じ、剣心の過去はTHE BIGININGに回した関係でほぼダイジェスト、原作を知らない人にはちょっとついていけないところがあるかも。
演出面では、いわゆる「丁寧に感情を描く」は、邦画においては「間延びして冗長で退屈」とほぼ同義であるなと感じますね。
上映時間130分ですけど、ぶっちゃけ90分…は言い過ぎでも100分で収まるでしょこれ。
パルクール風味のアクションは相変わらず邦画の中では出色のいい感じなんだけれど、言い換えるとマンネリでもあるかなと。ちょこまか素早く振り回してばっかりでメリハリも足りないと感じました。
再登場のサブキャラの扱いも気が付いたら退場したりしてなんか雑だし、総じて今一つというかもうちょっと工夫するともっとよくなるんじゃないかな。
ま、こんなところで。