我が家にはささやかながら庭がありまして、家を建てた親が色々木を植えておりまして、つまり定期的に剪定しなきゃならなくて、剪定ゴミもそれなりに出るわけなんですね。
正直手がかかってしょうがないのでそれなりに木を切り倒しましたけれど、それでもまだ両手で余るくらいの本数が生えているというから困ったもんです。
庭木は主に母親の趣味なんですけど、よくまあこんなに植えたもんだ。主婦やってると暇で暇で仕方なくって庭木の世話をするしかなかったのか、たくさんの庭木の世話をしたくて主婦になったのか。まさか自分では3,4年しか面倒見られないとは思ってなかったに違いない。
ちょっと話がそれましたけど、剪定ゴミってゴミ袋に入れて出すのもそれなりに面倒なんですよね。かなりかさばるので、ゴミ袋2,3個くらいになったりするんですよ。私1人なら1週間でゴミ袋1個にもならないのに。
そういうわけで、
「自然だったら放置で堆肥になるんだから、適当に積んどったら腐って土に還るやろ」
てな具合で、ずっと庭の片隅に積んでおりました。
こんな感じ。
1年くらい放っておくと確かに下の方はちゃんと堆肥になります。なりますが、上の方はほぼ切りクズそのまんま。
余りに見た目が悪いのか、近所の人が好意で私の知らないうちに回収してゴミに出してくれちゃったりして、なんか申し訳ない気持ちになることもあります。
こんな有様を10年近く続けてきたんですけれど、ようやく今日進歩することにしました。
こう。
樹脂製のあぜ板を輪っかにして、その中に剪定ゴミを放り込んで、上に土をかぶせておしまい。今日の中身は柊の剪定ゴミです。
いわゆる「堆肥枠」って言われるやつですね。中にはコイン精米所がタダで配ってる米ぬかを適当に混ぜてあって、1週間もすれば発酵で結構カサが減るらしいです。
買ってきたのはあぜ板2枚、総額約800円。ただ放置しているのと違って、ちゃんと堆肥化してるってわかるはず。なんでこれまでやらなかったんでしょうね。…面倒くさかったからです。
いや、「こういうやり方があるんや」ってのを知らなかったからですけれど。もっと言えばそれを調べるのも面倒くさかったんですが。
ちなみにもっとちゃんとやる人はブルーシートで覆って雨を避けるようですが、そこまでは面倒なので土で覆ってその代わりにしてます。
1週間後か1か月後か、気が向いたらどれくらい堆肥になったかネタにしてみましょうかね。
ちゃんとした堆肥になるのに半年くらいかかるらしいですけれど。
しかしねえ、こんな手間がかかるんだったら、そりゃ庭に凝る家なんて減るわけですよ。大変だもの。