人生への効用

前にも書きましたけど、私の趣味の1つが「旅先で宝くじを買うこと」です。

宝くじを買うと言ってもせいぜい2000円~3000円なんですが、割とあちこちお出かけもするので、年間だと4~5万円くらい買っている計算になります。

 

さて、宝くじといえば「貧者の税金」とも言われるいわゆる無駄遣いの筆頭。

年間4~5万円でも、同じ額をS&P500なんかに積み立てておけば10年で70~80万円くらい、あるいはもっと大きな額になるわけで、普通に考えればそっちの方が当然良いわけなんですよね。

 

ただ、それは未来が十分見込める人にとっての話であって、私のように「5年で2割死ぬ病気」みたいな人に必ずしもそうではない。

10年後にお金が2倍になる堅実な方法より、来週億万長者になれる魔法のほうが人生の幸せに対する効用として優れているということが起こりうるわけですね。だって10年後に生きてる保障はないもの。

だから私は、お出かけ中に「ただいまMEGABIGが43億円キャリーオーバー中!」と言われれば買っちゃうわけですね。

 

…決してこないだ買った宝くじが外れた腹いせでこの記事を書いているわけではありません。