節電

日本よりずっと寒いはずのヨーロッパで未だに半袖を着られるほどの暖冬のこの冬、二酸化炭素の削減のために大学当局も節電を各研究室に命じたようです。曰く、「各研究室で2%の削減を」だそうで。
この一律に○○%削る、っていうやり方はそれぞれの消費量に見合った削減を実現できる、という点では妥当だとは思うんですが、既に削減に尽力しているかどうかを考えていない点では不当であるとも思うわけです。というのも、例の夕張の話なんですが、あそこも給料を一律カット、そしたら(確か)6人いる救急隊員のうち4人が早期退職を希望しちゃってる、なんて話を聞いてしまいましてね。重み付けって必要だよね、と思わずにはいられません。自治体の財政事情と電気代は関係ないやん、といわれればそうなんですが。
まあ与太話はおいといて、2%くらいならどってこともなさそうですが、「PCとモニタの電源は落として帰れ」「空調の温度設定は控えめに」とか色々やかましくなりました。正直全研究室で泊り込みやら居残りを止めれば相当電気の節約になりそうですけどねえ。いっそみんなで9時5時とか。間違っても研究室じゃ口にしませんが。
うちの研究室で一番電気食ってるって言ったらやっぱりレーザー関係かなあ。私は全然触らないんですが、先輩が「学費の元はとれる!」って発言してまして、その発言の意図は購入費用との釣り合いなんでしょうが電気も相当食ってると思います。なにせ水冷しないといけないくらい発熱してるそうですから。
あととりあえず、「電気代は1日1万円」とか言うどっかの研究室に目一杯節電して貰いたいですね。